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ep013:秩序の崩壊

C-9の森でさまよっているものが一人。
「やっと・・・回復したか・・」
姫矢准は傷が回復したことを確認すると森を歩きだした。
彼には支給品はない。なぜなら、彼は神崎によってここに呼ばれたのではなく、溝呂木という男の手によってこの世界に無理やり連れてこられたからだ。
姫矢が現在持っているのはネクサスに変身するためのエボルトブラスターのみ。
「これだけでは・・・この森からも抜けられないかもしれない・・・」
姫矢はそばにあった木に手をついて息を切らしながらそう言った。
『もう1回変身すれば死ぬよ』。この言葉が姫矢の頭の中を迷走する。
ここに連れてこられる前ならばそんなことは恐れずに人々を守るため変身しただろう。
だが、ここではどうか。 自分がなぜ光に選ばれたのかを知ることができるだろうか。
そんなことも考えた。
とりあえず前に進もう。そう考えていざ歩き出そうとしたとき。
「君もウルトラマンかね」
森の茂みの中から1人の中年男性が声をかけてきた。
姫矢は思わずその男を睨む。
「誰だ!?なんで俺が変身できることを!」
「わかるさ。私も君と同じだからね」
男の名は北斗星司。ウルトラリングによってウルトラマンエースに変身するその人だ。
北斗の答えに疑問と興味を持ち、少しだけ気を緩めて話しかける。
「同じ・・・どういうことだ」
「言葉の通りだよ」
北斗の眼には警戒心などはなく。やさしい目で姫矢を見ていた。
その表情をみて安心したのか、姫矢もまた厳しい表情を解いてさらに話しかけた。
「あなたも光の巨人に?」
「ああ。だが君はもうあまり戦えないんじゃないのかね?」
イラストレーターに言われたこととほぼ同じことを言われ少し黙りこむ。
間を開けて姫矢は話し始めた。
「俺が前にいた世界では、多少だが人を信じることができた。だがこの世界では誰を信じればいいかわからない」
「そうか。私は実は地球人ではない。だが地球の人々は私の兄弟達が命を賭けてでも守ってきた。以前私がこの地球を去る時、最後の戦いの後地球の子供達に私の願いを話した。」
「願い?・・・・ !?」
姫矢が聞き返そうとしたとき、木々が倒れる音とともに大きな足音がこちらへ迫ってきた。
北斗と姫矢が足音のほうを見るとそこに立っていたのは宇宙恐竜ゼットンだった。
ゼットンは以前SEVEN Xを倒している。
北斗が叫んだ。
「あいつは!!兄さんを倒した怪獣。ゼットン!」
ゼットンはXの前にも元の世界で初代ウルトラマンを倒している。
「どうしてこんなところに!? 君はにげなさい」
姫矢に逃げるように促す北斗。
だが姫矢はすぐに逃げようとしない。
「逃げさいって、あなたはどうするんです?」
このバトルロワイヤルという戦場で初めて信頼できる人に会うことができた。
見捨てて逃げることはできなだろう。
「私は大丈夫だ」
そう言うと北斗は両手の指につけたウルトラリングを合わせ、
「ウルトラタッチ!!」
まばゆい光とともに姫矢の前には巨人が立っていた。
「さぁ早く逃げるんだ」
巨人は姫矢に逃げるように言う。その姿を見ると姫矢はコクンとうなずき、一直線に走っていく。
姫矢が走っていくのを見届けると、ウルトラマンエースはゼットンのほうを見て構える。
両者が見合っている時間は長くなかった。
ゼットンが火球を放つ。
「トァァァァ!!!」
エースはサークルバリアを自分の目の前に作り出しその火球を防ぐ。
「・・・・・・・・・・」
ゼットンはその場から動かずただ身ぶるいしている。
エースはゼットンに向かって走って行き、キックを繰り出した。
だが、そのキックはゼットンに当たることはなかった。
「ウワァァ!!」
地面に倒れたのはエースのほうだった。
キックが当たる直前、ゼットンはテレポートでエースの後方へ移動。エースを背後から突き飛ばしていた。
エースは立ち上がり、再び構える。
今度はゼットンが仕掛けてきた。
エースの前後左右に瞬間移動をし続けた。
それを追い続けたエースはやがてふらつき、よろけた。
エースがよろけた瞬間、ゼットンは距離を取ってエースの前方にあらわれ火球を放った。
当然よけられるはずもなく、火球はエースに直撃した。
「!!!!」
またもや地に膝をつくエース。
ゼットンは容赦なく襲いかかり、エースの首をものすごい力で絞める。
「グッ!!ggggg!!」
苦痛の声を出しながらも首を絞める威力は上がっていく。
「トァァァァ!!!」
あおむけになり押さえつけられて態勢からエースはゼットンの背中にけりを決める。
ゼットンはエースの後方へと移動させられる。
エースが立ち上がると、死の時間を知らせるタイマーの音があたりに鳴り響いていた。

「!?エース!!」
一直線に走っていた姫矢が足を止め、振り返るとそこにはゼットンに追いつめられるエースの姿が見えた。
「・・・・・・・」
その状況を見て自分の持っているエボルトブラスターを見つめる姫矢。
『もう1回変身したら死ぬよ』。この言葉が頭をめぐる。
「俺は・・・死なない!!! 自分が与えられた力の意味を見つけるまでは!!」
そう言うと姫矢はエボルトブラスターを引き抜き、天に掲げた。

ピーコンピーコン
カラータイマーの音が鳴り続ける。
エースはゼットンと向き合っていた。
ギロチンショットもゼットンシャッターに防がれた。バーチカルギロチンも防がれた。
残る技はただ一つ。メタリウム光線だ。
エースは手を横に振り、その後L字型に組み、メタリウム光線をゼットンに放った。
「トァァァァァァ!!!!」
メタリウム光線はゼットンに命中。
だがゼットンは待っていたとばかりにメタリウム光線をすべて吸収。
手を前に突き出した。
「!?」
エースはわかった。自分はここで死ぬのだと。
死を確定にするゼットンファイナルビームが放たれた。
「シャァァァッァァァァ!!!」
エースに当たる直前、何かがエースを突き飛ばした。
エネルギーが尽きようとしているエースの前に立っていたのは銀色の巨人“ウルトラマンネクサス”だった。
ネクサスの登場でゼットンファイナルビームがエースに当たることはなかった。
エースはネクサスの横に立つ。
2人の巨人が顔を向かい合わせ。同時にうなずいた。
そして、同時にゼットンに対して構えをとった。
「トァァァァ!!!」
「シャァァァ!!」



【北斗星司@ウルトラマンメビウス】
現在位置:C-9 森
状態   :変身中(カラータイマー点滅)
道具   :ウルトラリング
思考・状況
・ネクサスとともにゼットンを倒す

【姫矢准・ウルトラマンネクサス@ウルトラマンネクサス】
現在位置:C-9 森
状態   :変身中(かなりヤバい)
道具   :エボルトブラスター
思考・状況
・エースとともにゼットンを倒す

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comment

Secret

No title

この共演はよく書けてると思います。
豊富な戦闘経験のあるエースもこれか~
ゼットンはやっぱり強いですね。
エース&ネクサスVSゼットンの続きも気になりますね。

ゼットンはやっぱり強いですね。
この二人が勝てるか気になります。
それと姫矢がどうなるかも…。
プロフィール

珀式

Author:珀式
中学卒業&高校進学記念にこのブログを作ってしまいましたw
珀式です。
ここ最近はレンストにはまっています。
特撮は大体見てますがメタルは・・・すんませんorz

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